ABOUT enas

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”エナス”とはギリシャ語で「1」と同時に「ひとまとまり」を意味する

「個」と「家族」、「アイテム」と「コーディネート」

それぞれがおりなす、ひとつの形

 

 

Brand Story

日本ではレンタルが主流のウエディングドレス。

思い出のための特別な衣装。

その1日だけのものでないといけないだろうか?

白い服やワンピースは日常で着るのに、ドレスだから日常で着られないのか?

 

ふとそう思ったことが、enasを始めるきっかけでした。

過去何度か家族や友人のために個人的にドレスを作ったことがあり、

ウエディングに興味がありました。

2020年から、世の情勢的に豪華な披露宴が減り、よりパーソナルな

スタイルの式が増えた印象があり、

そうなったときに高額なドレスがもったいなく感じました。

できればウエディングの後も着ることができたら良いのにな、

ただ、普段着っぽくなりすぎるのも違うしな・・・

ドレスはやっぱりドレスとして着たいけど、セレクトショップで洋服を試着するような、

気軽な気持ちでドレスを着ることができないかな。

 

そこで、ドレスをアイテムで分けて、セットアップというかたちでドレスにすれば、

普段にも着られるのではないかと考えました。

同じアイテムを選んでも、コーディネートで全く違うスタイルにもなる。

それぞれのスタイルに合わせて、必要なものを選んで。

 

例えば旅行や行事のときに着る服は、特別な思いで選んだものだと思います。

その感覚に近いイメージです。

 

とはいえやはりドレスらしいドレスへの憧れも捨てられないので、

さらりと着やすい、ガードルをつけなくても綺麗に見える、

私なりの解釈を加えたドレスも作ることにしました。

 

これまでアパレルの立場でたくさんの服を作ってきました。

作る側としては、たくさん愛して、何度も袖を通してほしい、

日常にも特別な日にも、思い出の1ページを飾ってほしいという思いがあります。

日常の延長線上にある特別な日の服。

ずっと続いていく日々と共に、ファッションを楽しむように、ドレスを着る。

香りが記憶を呼び起こすように、手に取り袖を通すことで、その日の気持ちに戻れますように。

そんな気持ちで作っています。